中津川
グリーンウッドワーク
ベース
山や庭の身近な木で暮らしの道具をつくりませんか
中津川グリーンウッドワークベースでは、根ノ上高原や近隣の風倒木・間伐木などを使ってグリーンウッドワーク(生木の木工)を楽しめます。無心に木を削ったり、手を動かしながらおしゃべりしたり。高原の自然に囲まれて、穏やかな時間をご一緒しませんか?
ナイフや斧、ノミ、銑(ドローナイフ)、削り馬、足踏みろくろといった、グリーンウッドワークの手道具がひととおりそろっています。生木を使って、スプーンや器から椅子・スツールまで、さまざまな「暮らしのものづくり」が実践できます。
(2019年に作業スペースの増築が完了、2020年には足踏みろくろ1号が完成。2021年は足踏みろくろが3台になり、2022年には別タイプの足踏みろくろも完成。現在鍛冶場を構築中。今後は刃物づくりにも取り組んでいきます)
体験してみたい方は、[email protected] までお問い合わせください😊
遠方の方は、最寄り駅(中津川駅)や中津川インターまでの送迎も可能です(宿泊についてもご相談ください)。
さまざまなグリーンウッドワーク
足踏みろくろで器づくり
斧ではつり、足踏み式のろくろで挽いて、器やカップなどを作ります。
斧とナイフでカトラリーづくり
斧ではつり、ナイフで削って、スプーン、バターナイフ、料理ヘラなどを作ります。
ノミと木槌でお盆・器・カップづくり
石川県に伝わる伝統のお盆「我谷盆」や、アイヌに伝わる器「ニマ」、フィンランドに伝わるカップ「ククサ」も、生木からつくられています。
穴あけドリルとナイフでシュリンクポットづくり
シュリンクポットは生木が乾くと縮むのを利用した、ふた付き小物入れ。生木をくりぬいて作ります。
削り馬にまたがって椅子・スツールづくり
生木を割ってパーツに削り、糊・クギなしで組み上げます。座面は編んで仕上げます。
グリーンウッドワークの道具づくり
はつり台、木槌、削り馬、足踏みろくろなど、必要な道具を手作りするのもグリーンウッドワークの愉しみです。古道具の再生も。(刃物を作れる体制づくりに向けても現在奮闘中!)
講座・イベント情報
最近の講座
滋賀県より足踏みロクロ講座に参加頂きました!ご家族揃っての参加で楽しく挽き終える事が出来ました!子供さんたちが本当に可愛らしくて癒されました!
これからはロクロ3台で講座を行って行きます!
過去の講座
2021年7月、中津川グリーンウッドワークベースにて、器挽きのマンツーマン講座が始まりました!
写真は最後までご自分で挽ききった直後のひとコマ。おつかれさま&お楽しみさまでした!
過去の講座
2019年12月、岐阜県恵那市三郷町の古民家カフェ build a bridge (ビルドアブリッジ) さんで初めてのスプーン作りワークショップを行いました! 怪我もなくみなさん無事完成する事が出来ました!
道具たち
中津川グリーンウッドワークベースにある手道具たちをご紹介します。
一部の道具は、道具づくりを体験していただくことも可能です。詳しくはお問い合わせください。
(以下すべて、道具制作by功 ※銑の刃、斧の頭、スプーンナイフの刃を除く)
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足踏みろくろ:足でペダルを踏み込むと、紐が下がることで材が回転します。回転する材にフックの刃を当てて挽いていきます。クラフトハウスの井丸富夫さんのろくろのデザインを基に制作。
(上の動画は「縦挽き」の様子)
器挽き用フック:足踏みろくろで器挽きするとき使う特殊な刃物。クラフトハウスの井丸富夫さんに教わって制作。刃の素材はコイルスプリング、炭素鋼、軟鉄+鋼(鍛接)の3種類。柄は栗材。
斧:銑やナイフ、足踏みろくろで削る前の、粗木取りの段階で材をはつるのに使います。古道具店で探してきては刃を木工向けに直し、柄をすげて、リメイクしています。写真の斧の柄は赤樫を削って制作。
はつり台:玉切りにしたコナラに、リョウブの枝で脚をつけました。
銑(ドローナイフ):削り馬にはさんだ材を削る刃物。竹割鉈に取っ手を溶接し、柄をすげて、砥ぎあげています。
削り馬:足でペダルを踏み込むと、てこの力で材をがっちりはさみます。森林文化アカデミーの久津輪雅さんの「折り紙ホース」を少しアレンジして制作。
カービングナイフ:クラフトハウスの井丸富夫さんに教わって、軟鉄+鋼を鍛接してつくったナイフ。柄はエンジュ、鞘は桜の樹皮と欅の根で。
スプーンナイフ:スプーンのさじ面を彫るナイフ。米国のグリーンウッドワーカー、ジャロッド・ダールさんより購入した刃に、桧の枝で柄をすげました。
木槌:樫を斧ではつって制作。
革砥:スプーンナイフのカーブのついた刃、カービングナイフのまっすぐな刃の切れ味を保つためのものです。